遠回りの幸せ

甘い香りに誘われた蜂の如く、俺の指が蜜を求める。

花弁に触れた。

『あふっっ!』

『逆襲』開始の合図。

今までのツケを払って貰わなければ。

潤い、怪しく光る肉壺に指が忍び込む。

『んくぅっっっ!!』

歓喜の声。腰が淫らにうねる。

手首まで流れ落ちる蜜は留まる事を知らない。

…ぐちゅ、ぬちゅ、ぴちゅ・・・・

『かはっっ・・・・』

肉壁が一気に収縮する。

体を震わせ、倒れこむ彼女。

目が虚ろだ。

それでも止まらない俺の手。

もう一本の指が、水源を探るかの様に入り込む。

『あうっ!!』

強制的に意識を覚醒され、声をあげる。次から次へと容赦無く襲う快感に、頭の中はかき回された様になっているだろう。

そんな事などお構いなしに蠢く二対の指。

肉の壁を掻き分け、奥の奥に進む。

『かはっ・・・・くうっっっ!』

さらに追い打ちをかける様に、親指が堅く尖った蕾を刺激する。

『あぐぅっっっ!!』

真っ二つに折れてしまいそうなほど、仰け反る。止まらない俺の蟲。肉壺の奥に当たると同時に、肉芽への摩擦速度が上昇する。

…ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ・・・・

『んぁぁああぁぁっっっっっ!!!!』

…ぷしゃ!

今までに無い鳴き声とともに、最深部にある水源を掘り当てた。

一気に吹き出した後、ごぼごぼ溢れ出る泡立つ液体。

俺の上で二度三度跳ね上がった体は、電池の切れたオモチャの様に動かなくなった。

倒れこむ彼女。

呼吸は荒く、弱々しい。

『んはぁ・・・・はぁ・・・・』

酸素を吸い込むだけで精一杯な体。

ビクビクと痙攣が止まらない。

《この程度では許さない・・・・》

不本意な形で放出され、弄ばれた俺のプライドは、彼女を屈伏させるまでは回復しない。

またもや彼女の秘唇と肉種に指が迫る。

自らの意志を持った右手は、再び彼女の水源を荒らし始めた。

『んぐっっうぅっっ!!』

完璧に切断されていたはずの意識が、再び接続される。

生物としての本能のみで自らの存在を保っている彼女。

もはや俺の掌の上だ。

動きを早める三本の指。

彼女は陥落寸前だった。

しかし、彼女の両手が俺の顔を捕えた。

いきなりのキス。

『んむっ・・・・ぅぅんっっ・・・・』

…じゅる、ぴちゃ、ぴちゅ、ぐちゅ・・・・


唇を甘噛みされ、舌を吸引される。

大量の唾液を絡め摂り、自らのそれと入れ替える。

忘れていた。彼女によって、俺の体全体を性感帯に変えられていた事実を・・・・

一気に気が遠くなり、全ての機能と思考がが停止する。

彼女の唇と舌に弄ばれる事を求めている。

彼女の手が、膨張した幹を握る。

間髪入れず、動きだしたそれは、俺を真っ白な世界に導く。

『・・・・しいの?』

聞こえない。全ての神経が、屈強に立ち上がった物に集中していた為だ。

震える体を少しだけ起こす。既に限界は超えていたが、はっきりと声を聞きたいからだ。

『明人・・・・入れて欲しいの?』

力無くうなずく。

今まで俺の剛直を握っていた手は動きを止め、自らの濡れそぼった花弁に先端を導く。

…ズブズブッ!

『はぁぁぁっっっ!!』

何の抵抗もなく、一瞬にして根元まで飲み込んだ。絡みついてくる肉壁。

自在に収縮を繰り返し、密着度を高める。

堅さを楽しむかの様に、彼女の腰が動きだす。

…ぐちゃ、ぐちゃ、ぬちゃ、ぬちゃ・・・・

『あっっ!!あはっ!!んふぅぅんっっ!!』

声とともに、段々と腰の動きが早くなる。

動けない俺。それを見下ろす彼女。

『はあっ!!あ・・・・きひ・・・・と・・・・す・・・・きぃ・・・・』

彼女の言葉に応えたい。気力のみで声を出す。

『お・・・・俺もだ・・・・よ・・・・』

聞き取れないくらい小さな声だったが、彼女には分かっていた。

唇を重ねる。優しいキス。加速する動き。

腰が打ち付けられる毎にぴちゃぴちゃと水の弾ける音が。

彼女の汗が俺の胸に落ちる。

『好きっ、好きぃっ!!明人ぉっっ!!!!』

最後の力を振り絞って、彼女を抱き締める。

終結が近い。先端が震え、剛棒は太さを増した。

それに合わせるかの様に、肉壁がキツく締まる。

『も・・・・もう・・・・』

彼女の足が太ももに絡み付く。

『このまま・・・・中で・・・・』

その言葉と同時に、ラストスパートがかかった。

…ぐちゅ、ぴちゃ、ぐちゃ、ぬちゃ・・・・

腰に電撃が走る。先端が膨らむ。

どこにそんな力が残っていたのか、絶叫する。

『愛美ぃっっ!!イクっっっっ!!!!』

『明人ぉっっ!!イッちゃうぅぅっっ!!!!』

…どぷっ!ぶぴゅ!どくどくっ!!!!

…びくびくっ!!!!

どこに残っていたのか分からないほど大量の白濁液を放出した。

それと同時に昇りつめた彼女。

俺の体に今までにない快感と、脱力感に意識が遠退く。

最後に目にしたのは、力尽き、俺の上に倒れかかってくる彼女だった・・・・


   Continue tomorrow・・・・・・



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